【合コンで使える12星座の話】おひつじ座編

合コンで大事になってくるポイントにトーク力ってのがあるッスけど、アニキたちはトーク力をちゃんと磨けてるッスか?笑えるエピソードで盛り上がるのもいいかもッスけど、たまにはロマンティックに星座の話なんてどうッスかね。この記事では、星座が生まれたエピソードを紹介するッス。

突然現れたひつじが星になった

だいたい星座のエピソードなんて突然じゃねーか!っていうアニキたち、ごもっともッス。 神様関連の地上で起こった出来事のオチに、神様がそのキャラを天におくって(=星にして)星座がうまれた……ってよくある流れッス。ただこの話ではまぁまぁ突然あらわれるッス。


現代でいうギリシャの一部のボイオーティアって地方にオルコメノスって国があったッス。この国の王様には2人の子どもがいたッスけど、プリクソスさんとヘレーさんっていうお子さんだったッス。この2人は雲の妖精ニュムペーさんと王様との子どもだったッス。


↑ボイオーティア地方はこの辺りッス!

王様はニュムペーさんと別れたあと別の相手と結婚したッスけど、この継母はイヤ〜な感じを超えて恐ろしい継母だったらしいッス。継母はプリクソスさんとヘレーさんを可愛がらないどころか、潰そうとして半年がかり(もっと長いかもッス)の罠をかけるッス。

秋の種まきの時期、継母は家来に命じて種に細工をして、それを知らない別の家来は何も思わず種まきするッスよね。冬を超えて春になり、なぜかなかなか芽が出ないと困った王様は神様に相談する”信託”をしようとするッス。

信託の使いにも継母の魔の手が!ッス。プリクソスさんとへレーさんを生贄に捧げたら無事作物が育つようになるっていうニセのお告げを王様に伝えさせたッス。可愛い我が子を生贄になんて……と思うのもつかの間、継母はこのニセお告げを王様だけじゃなく国中の噂になるように仕組んでいたらしいッス。(なんて悪知恵が働くッスかね!!!!!)

追い詰められた王様は泣く泣く2人を生贄にささげることにしたッスけど、祭壇で突然金ピカのひつじさんが登場するッス。ひつじさんはそそくさと2人を乗せてびゅーーーんと飛んでいき、2人を逃したッス。

このひつじさんは2人の生みのお母さんニュムペーさんの計らいでゼウスさんが送りこんだひつじさんだったんで、ゼウスさんからよく出来ましたで賞をもらって星になったッス。

ということで、神の使いのひつじさんが突然あらわれて星になるって若干脈絡のない話ッスね。ただ、12星座のエピソードの中ではイジワル継母な感じは一番ファンタジーしてる話ってことで覚えておいて欲しいッス。

ちなみになんスけど、継母はイーノーって名前だったッス。ぜんぜん「良いの〜」じゃないッスけど爆。

ちなみになんスけど、ひつじさんのお肉は神様に捧げて、金ピカの皮は逃げた先の国王にプレゼントしたッス。

ちなみになんスけど、逃げる途中でヘレーさんは海に落ちるッス。その海を「へレスポントス」って昔は呼んでたらしいッス。ヘレ+スポンって……てか、プリ+クソって……。

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