合コンで第一印象をアップさせる手段に悩んでいないッスか?漫談みたいなひょうきんな話を覚えても突然始めたりすれば空気の読めないおかしなひとッス。でも星座ならだれにでも関係があるッスよね。この記事では、だれにでも関係がある星座っていうテーマでちょっとしたエピソードを紹介するッス。
いぶし銀な仕事人さそりが星になった
寡黙な仕事人って渋いッスよね、アニキ。このさそり座は、星になった後もエピソードをもつ珍しい星座ッス。神様が関係する地上で起こった出来事のオチに、星座がうまれるよくある流れのあとにも、逸話がある星座ッス。
オリオンさんっていう超自信過剰マンがいろいろあって、現代のギリシャの一部クレタ島に行き着くッス。「オレ神を超えてっから」と自惚れてたオリオンさんにブチ切れたヘラさんが、オリオンさんのもとにさそりさんを遣わせて、殺させるッス。その功績から、ヘラさんがさそりさんを星にするッス。
↑今回に限らず、神話界隈でよく登場するクレタ島ッス。
話は変わって、パエトンさんっていう坊やがいたッス。このパエトンさん、アポロンさんっていう太陽の神様の息子さんで間違いないんスけど、ツレのエパポスさんにそのことを信じてもらえず嘘つき呼ばわりされちゃうッス。
ムキになったパエトンさんは証明するためにお父さんのアポロンさんのもとを訪れるッス。そこで、お父さんしか持っていない”太陽をひっぱる馬車”をなんとか借りることに成功するッス。お空からドヤ顔でエパポスさんに手を振るパエトンさん。彼の人生のピークはここだったッス。
最初は順調だったお空のドライブですが、さそり座の近くを通りかかったときに大惨事が起きるッス。さそりさんが馬の足を毒針で刺し、馬車は大暴れ。収拾がきかなくなったのを見かねて、ゼウスさんが雷で馬車ごとパエトンさんを川に打ち落としたらしいッス。笑
アポロンさんがこの馬車を貸すのを渋ったのも、こういうトラブルが起きるかもって検討がついてたのかもしれないッスね。あと単純にめちゃめちゃ操縦が難しかったってのもあるらしいッスけど。
ってことで、星になってもなお渋い仕事をするいぶし銀な毒針職人、さそり座のエピソードをご紹介したッス。
ちなみになんスけど、オリオンさんはお兄さんに騙されたアルテミスさんの放った弓で殺されてしまったって説もあるッス。
ちなみになんスけど、暴れた馬車が大地を火事まみれにしてまわったって話もあるみたいッス。どっちにしろ大概ッスね……。